中日本(中部地方と近畿地方)の高速道路の建設や運営、保全などを行っているNEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)。
これまでNEXCO中日本は、高速道路に関する議場を行ってきましたが、2018年7月5日に農業に参入したんです。
食料自給率が上がるのは良いことですが、なぜ、まったく畑違いの農業に、参入することにしたのでしょうか?
『NEXCO中日本が農業を始めた理由は?将来は、国産野菜の安定供給を助けたい』についてお話しますね。
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NEXCO中日本が農業を始めたのは、経営方針・計画から
NEXCO中日本は、2018年7月5日に農業会社の㈱鈴生と、農地所有適格法人「中日本ファームすずなり株式会社」を設立しました。
中日本ファームすずなり㈱の本拠地は静岡県浜松市北区にあり、農地も同じく浜松市北区にあります。
2018年9月から作付けを開始する予定となっています。
(画像は、 https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4304.html からお借りしました)
ちゃくちゃくと、農業を始める準備が進んでいますが、そもそもなぜ、NEXCO中日本は農業に参入することにしたのでしょうか?
カー雑誌『ベストカー』がNEXCO中日本に聞いたところ、経営方針・計画からだったんです。
☎もしもし、高速道路会社がなぜ農業をやろうと思ったんですか?
☎私どもの会社の経営方針・計画のなかに“高速道路沿線地域の価値向上、地域への貢献、地域の活性化になる事業”があります。その一環です。道路は地域(土地)があってこそ、ですから。
☎農場(畑)はどのくらいの広さなんですか?
☎合計で約13ha(ヘクタール)。東京ドームの約2.78倍になりますね。
(引用元:ベストカー)
地域貢献、地域の活性化から、農業を始めることにしたんですね。
高速道路も、農業も、“土地”が必須ですからね。
それにしても、いきなり約13haという広さで始めるというのは驚きです。
しかも、農業に携わるのは、たった6人だけだそうで…。
☎(中略)それで肝心の人員。何人が農作業をするんスか?
☎正社員が3名、2人は鈴生さんからで農業のノウハウを持った人です。それに加えてアルバイトが3名。合計6人でスタートし、畑作業をしつつデスクワークをするという感じですね。
☎(心の中で「甘い!」)……広大な畑を6人であたるなんてかなりきついと思いますよ。
(引用元:ベストカー)
私は、農業経験はありませんが、イメージで想像しても、13ha(東京ドーム2.7倍)を6人でこなすのは大変そうです。
しかも、デスクワークも同時にこなすとか、素人からみたら無理そうに感じますが、農業のプロが2人いるということですから大丈夫なんでしょうね。
NEXCO中日本の農場は、休閑地などを利用
NEXCO中日本の農業は、13haということですが、この広大な土地は、休閑地など、使っていない畑を利用しているんです。
☎広い。巨人戦が約3試合できる広さなんですね。……でもその農場はどうやって入手したんスか?
☎米や野菜などの休閑期に地域の農家の方からお借りした畑を使う“裏作”や、草ぼーぼーの遊ばせている畑(耕作放棄地)を使います。使っていない畑を効率よく稼働させるということは、土地の有効活用にもつながりますから。
――(中略)――
☎まずはレタス、ロメインレタス(細長いレタス)、枝豆などですね。
(引用元:ベストカー)
グーグルマップで見ると静岡県浜松市北区は畑が多いのがわかりますが、農家の高齢化や後継者不足から、放棄地が増えているそうです。
農家さんが少なくなることは、日本の食料自給率が下がるということでもあるので、大きな企業が農業に参入して、野菜などを作ってくれることはいいことですね。
食べ物と水は、人間にとって必須のものですから。
NEXCO中日本は、将来的に「国産野菜の安定供給の一助となるものと考えております」と、食料の安定供給まで考えているんですよ。
まとめ
NEXCO中日本の農業参入は、単なる思い付きではなくて、経営方針・計画にのっとった事業です。
参入するからには、おいしい野菜を地元や日本全国に届けてほしいです。
せっかくですから、とれた野菜をSAやPAに置くというのもいいですね。
※高速道路には、いろいろなSA、PAがあります
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